ASUS X453SA-3050レビュー[14型スタンダードノート・HD500G・DDVDスーパーマルチ]: 語ってもよろしいか

ASUS X453SA-3050レビュー[14型スタンダードノート・HD500G・DDVDスーパーマルチ]

ASUS X453SA-3050を語ってもよろしいか。

ASUS X453SA-3050は、14型のいわゆるスタンダードノートブックです。実売価格にして、税込4万円台前半で購入できるというのがオススメする原因であります。

諸元は以下のとおり。
・サイズ、幅348mm×奥行き242mm×高さ25.3mm、重量約2.0kg
・ディスプレイは、14型(WXGA・1,366×768)。
・Celeron N3050(2コア2スレッド・1.6～2.16GHz・TDP6W・SDP4W・Braswell)。性能的には、4コア4スレッドのAtom Z3735Fを上回る程度ではないかと個人的には思いますが、本機の筐体がデカイ分放熱処理に余力がありますので、いわゆる忍耐力はコチラの方に軍配があがります。
・HD500G・DVDスーパーマルチ搭載。
・Windows10 Home 64bit
・2GB(DDR3L-1600)
・USBは3.0と2.0各1
・HDMIのほかに、D-Sub15ピン端子もあります。

パッケージはコンナカンジ。

ACアダプタは小型です。

見た目安っぽさは感じられません。

右サイドには、ケンジントンロックとDVDドライブ。トレーはかなり薄型です。

左側に各種端子がズラ～っと並んでいます。

デジアナ両方、有線無線と、ひととおり揃っています。

液晶はグレア。

14型だけあって、キーボードには余裕があります。

タッチパッドは、マルチ対応で、ひんやりしています。CPUのほかに、HDDとかDVDも搭載していますので、回転による発熱はありますが、実際にメンテナンスで負荷をかけてみても熱いという印象はありませんでしたよ。

キータッチは軽メですので、バンバン叩くひとは、外付けでキーボードを繋ぐべしですよね。

HDではディスプレイの粗さが目につくかもしれませんが、実は、HDが現在でも主流なんですよね。ドライブは、2パーティションに分けられていました。

実は、Microsoftは、Windows10用の移行ツールを用意していませんので、旧機からは、Windows Essentials2012(今のところダウンロードできます)を双方にインストールして、メールアカウントをエクスポート・インポートしましたよ。その他の画像ファイルとかは、個別に複写して事なきを得ました。

CPUパワー的には、物足りなさを感じるところではありますが、ワードやエクセルなどのOfficeソフトを編集する分には問題なく動きますし、CDやDVDをiTunesに取り込んだりする分には、時間さえアレば問題なく処理が完了します。特に、受発注業務などの高スペックを要求されない一般的な事務系にはオススメです。

この機械のオススメすべき点は、ハードが全部入りであるということなんですよね。データーをクラウドに置くことがためらわれるような、個人事業主なんかにもオススメできます。USBメモリは安くなったといえども、100均で2枚108円で売っているDVDにはかないませんから、月毎にデータをDVDに焼くとか、そういった需要にも対応しています。

また、無線がダメでも有線があるというのも、案外中小企業向きなんではないかと思いましたよ。

さらに、全部入りですから、外部ディスプレイに接続してクラムシェルモードで使うもよし、バッテリー内蔵ですから、UPS内蔵と見てもよいでしょう。不意の停電時にも安全にシャットダウンできるのは、案外アリだったりするんですよね。

と、いうことで、万が一のサブ機として導入しておくこともアリでしょう。

また、非力さを逆にとって、子供に与える最初のPCとしてもオススメできます。近頃の大学生は、案外PC使いませんから、文系などでPCスペックの低くてもよい場合には、コレで充分使えます(ちなみに、関西の某私大では、入学時にPCを買っておくようにと指示があったにもかかわらず、購入していたのは6割しかいなかったそうです。ハイスペックのPCを買い与えると、先輩や友人からの貸せ貸せ攻撃にあうだけですので、ホント非力なPCが新入生にはオススメですよね)。

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