すし神戸(KANBE)[神戸旧居留地オリエンタルホテル・ミシュラン★掲載]
神戸市中央区三宮旧居留地にある、すし神戸(かんべ)です。
オリエンタルホテルの17階にありますが、景色はまあ寿司に集中しなさいということですね。全14席という非常にこぢんまりとしたお店ですから、11時半オープン前にエントリーすべしですね。今回は、一泊二日の現実逃避の締めくくりとして、ランチの赤石(あかし)4,620円(サービス料10%含む)をオーダーしましたよ。
どうやら、この皿の上に寿司が出てくるようですね。焼き物についた滲みが非常に目についてしまうのはワタクシだけでしょうか。いわゆる土の器(陶器)は、使う前に30分でも水に浸けておくと、こんな残念なことにはならないし、万が一なったとしても、アルカリイオン水で洗えばきれいに落ちるんですよね。ここは、鮨生粋と同じくストロング江戸前ですから、ネタになにかしらの仕事をしていますので、ムラサキいらずということで、余計に器に負担がかかているんでしょうねぇ。
まず、若布とケンが出てきました。これが、大根のシャキシャキ感と若布のよい香りとしっかりとした食感で非常にアリでした。
酢の塩梅がよく、炙ったものは香ばしく、赤身はモチっとして旨し。
茶碗蒸し登場。具はほんのり梅干のみという潔さで、(゜д゜)ウマー!!出汁と玉子の配分が絶妙なんですよね。丁度ギリの割合、匙を入れるとわずかに出汁と玉子が分離するというカンジ。茶碗蒸しに関しては、今世紀になって食べたもののなかで一番です。来月になってハマグリの時期になると、煮ハマの出汁で茶碗蒸しをするそうです。その場合には、梅干しすら入っていない、プレーンな茶碗蒸しになるそうで、それはぜひとも味わってみたいところです。願わくは丼いっぱいヂュルりんとしてみたいぃ(≧ε≦)ノ
後半はコンナカンジ。蒸し穴は1貫を二つにして、塩とツメで仕上げています。軽く握ってから包丁でストンと割ってあります。シャリがつぶれずにきれいに分断されています。
ギョクはこんなカンジ。
お椀はあっさり。
巻きは鉄砲。これで今回の現実逃避は終了。いや~久しぶりに深く抜けましたよ。
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