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しる

語ってもよろしいか。

電車で座っていると、座面が暖かくてついつい眠くなってしまいますですね。

ぐっすり眠っているときに、膝をバンバン叩かれまして、はっと目が覚めると・・・。

1才半ぐらいの女の子が、隣に座っているお母さんにダダをこねているところでした。

「おなか空いたよぉ~。さっき買ったイチゴのパンたべたぁ~い」
「ダメです。電車の中はね、パン食べるところじゃないの」
「なんで?今食べるのぉ~」

と、まぁ、その都度、彼女は、オヤジの膝をバンバン叩くワケでして、彼女としては、お母さんの膝を叩いているつもりだったようです。

「イチゴのパン、今、食べたいのぉ~」
「電車の中で食べると、ボロボロこぼすでしょ。だから、ダメ」

お母さんは、冷静に説得しています。

通路の向かいのオバチャンとかは、ほほえましく見守っています。

「でも、食べ・・・」

ここで、彼女は気づきました、バンバンしていたのは、母親の膝ではなく、隣の・・・。

母親も気づきました、我が娘がさっきからバンバンしていたのは、隣の・・・。

「おなかすいたの?」
「うん」
「そっか、おぢちゃんもおなか空いたなぁ。あなたの、そのホッペタおいしそうだねぇ~。食べてもイイかな?」
「ダメ・・・」
「なんで?あなたも今パン食べたいんでしょ?おぢちゃんも今食べたいなぁ」

「・・・・・・。・・・・・・パン食べるのがまん・・・しる・・・」

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