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どんつき靴店と高瀬川の下流

語ってもよろしいか。

どんつきということばをごぞんじですか?

「突き当たり」といったニュアンスで関西ではよくつかいますですね。

特に京都では、そういう道が多いのでよく使います。

「このさき、ドンつき左」とは、

「このさき、どーんと突き当たったところを左に曲がって・・・」

というカンジになります。

かつて、京都には路面電車が走っておりまして、京都駅の北側から東に塩小路という道路を進みまして、河原町通りで左に九十度大きく曲がっておりました。

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路面電車が大きく曲がるということで、角が切られています。

下の写真では左側が京都駅、右上側が河原町通という具合になっております。

写真の手前にガードがあって、進入禁止状態になっていますが、現在道路拡張工事中なんですね。

河原町通はこの南側では極端に狭くなっておりまして、かつては、河原町通はここで突き当たりになっていたわけです。

いわば、京都でも有名な「ドン突き」だったんですね。

そして、その突き当たりにあった靴屋さんが「どんつき靴店」という屋号で、大きな看板が出ていました。

そう、覚えやすい店名ですね。

四条河原町界隈でタクシーに乗って、京都駅に行くとき、
「運転手さんがどの道でいきましょう?」
「どんつきの靴屋でお願いします」
といえば、河原町通を南下して塩小路通を西へ行くルートということになります。

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今回、たまたま思い出したので、店を見に行きましたが、看板がありません・・・。

この辺りは皮革製品を扱うお店が集中している場所でして、靴屋さんが多くあります。

もしかしたら、あの店がそうかもしれませんが、左側は道路拡張工事のために収用されてしまっています。

この部分の道が拡張されると、渋滞がかなり緩和されますので、非常にベンリにはなるんですが、こういった名物がなくなるのは残念なことでもありますですね。

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さて、この近くに逆瀬川の下流がありまして、それまで、鴨川に平行して、つまり、河原町通とも平行して流れていた川が大きく方向をかえます。

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このあたりでは、すでに高瀬舟も通れない平時水のない川になってしまっていますですね。

これも時代の変化でございます。

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