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天使突抜

語ってもよろしいか。

コレ、なんのことだかわかります?

天使突抜(てんしつきぬけ)

・・・?・・・アニメキャラでもありませんですよ。

実は・・・。

実在する京都の地名でございます。

ちゃんと行きかたをお教えしますですね。


四条烏丸と四条大宮の間の少し南、五条通を挟んで南北に伸びるエリアでございます。

まずは、四条通りを西洞院という南北の通りをめざします。



四条西洞院交差点を南下しますです。
目印はローソン。



しばらくすると、小さな郵便局があります。

京都西洞院綾小路郵便局って・・・。

京都の郵便局は名前がクド長くなりますですね。

ここを曲がってはいけませんですね。

もう少し南下して・・・。


うどん屋さんの角を右(西)へ曲がります。
信号にして、三つめですかね。


仏光寺通といいまして、50メートルほど行くと、左(南)に石畳の小道が見えます。


東中筋通といいまして、通称天使突抜通の北の端ともいえるのがこの石畳の道ですね。



少し歩いていくと、道幅が広くなりまして、左を見ますと、松原通であることがわかりますですね。

このあたりの地名は天神前町といいまして五條天神さんがすぐ左の方にあります。

実は、この天神さんが天使突抜の由来となっているそうです。

昔、豊臣秀吉の時代に、この通りは無理やり造られたそうでして、天神さんの境内を貫通しちゃったそうです。

なら、天神突抜じゃん・・・。

実は、五條天神さんは、その昔、菅原道真公がなくなるよりも前にすでにできていたそうです。

そのころは天使社と言われていたそうでして、外国の神さんを祭祀していたそうです。

ま、そんなこんなで、天使さんの境内を突き抜けちゃったということでこの通りを天使突抜通というようになったそうです。

・・・手の込んだ作り話だと思っていません?



ほら、少し歩くと天使突抜一丁目でございます。

ネ、ちゃんとあるでしょ。



ワンブロック下がると、天使突抜二丁目でございます。


枝分かれした路地が奥にありますですね。
大概数軒の民家があるだけです。



ここで、目の前に立ちはだかるのが、五条通(国道一号線)でして、少し左の交差点に迂回しなければいけませんですね。


三丁目の入口は高層マンションですが、天使突抜マンションとはいわないようです。



このあたりが、天使突抜三丁目でございます。


そしてワンブロック先が、天使突抜四丁目でございます。
あたりを探したんですが、町名表示のホーロープレートは見つかりませんでした。



京都でよく見かける町家の構造ですね。
路地の入口の上も家になってます。

奥には四軒の家があるようです。

昔、京都は道に面した間口の幅に応じて税を課されていたそうで、うなぎの寝床みたいな家屋が立ち並んでいたそうです。

こうすれば、奥の四軒は間口一間分の税を四等分した分だけ各戸が払えばよかったということかもしれませんですね。


お寿司屋さんが見えたら、天使突抜町は終了でございます。

さて、ここで気付いた方もおられるかもしれませんが、京都では町名は非常に細かくなっておりまして、ワンブロックまんまが町名や丁目になっていないことが多いんですね。

ワンブロックの四隅で町名が違うなんてこともありますし、道を挟んで二軒だけが同じ町名だったり、場合によっては一軒だけの町名というのもあるそうです。



京都は住宅密集地ですので、防災意識も高いようです。

大半のバケツに水は入っていませんし、いざ火事となると、バケツ一杯の水ではどうしようもないでしょうが、軒下に点在しておりまして結構目立ちますですね。

京都で少し時間ができたら、皆さんも一度訪ねてみてはどうでしょうか?

ハナシの種になりますですね。


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