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湊八幡神社[兵庫区兵庫町・湊の八幡さん]


神戸市兵庫区兵庫町に坐す湊八幡神社です。


御祭神:応神天皇

御由緒

神功皇后三韓征伐の帰途、摂津国岡野村にお立寄りになられた時、応神天皇がお生まれにならんとしたため、その地の霊石をお探しになりご誕生の延期をお祈りしました。
 その祈りが通じた為、その後其の霊石を岡野村より福原街東溝下旧長谷川楼の辺りに迎えて一社を創立し、その後現在の地に奉遷、湊玉生八幡宮と称されておりました。そのことは天和二年壬戌八月十五日識すところの旧記により天和以前に創祠されていたことを確認できます。

この説によりますと、神功皇后は、三韓遠征から還ってきて摂津に到着しても未だ応神天皇を産んでいなかったというアタリが斬新ですね。
















狛犬さんは二組おられます。


境内社。




迷い子のしるべ

湊八幡神社は元西国街道の兵庫の町への東入口に当り、徳川時代には番所があり要衝でありました。警察活動の行き届かなかった時代、迷い子さがしの方法として考えられ、神社塀外に建っていたのがこの建て石であります。
惜しくも昭和二十(1682)年三月十七日の戦災により破損しましたが、我が国において現存しているものは数少なく当時の風俗を物語る貴重な資料であります。
 当時迷い子ができた家では、ここに来て子供の特徴や年齢、住所、氏名を紙に書いて「たづぬる方」の上のくぼみに張付けます。子供を発見した人はここへ連れて来て、幸いにたづねる家の人に会えばすぐ引き渡し、もし発見者の方が早ければ「しらする方」の上のくぼみに住所、氏名などを紙に書いて張付けておきます。双方がここへ来るので、たいていの場合すぐ解決がついたようです。
 尚、左右のくぼみは張付けた紙が風に吹き飛ばされないためでありましょう。
 昭和四十六年四月これを修復すると共に、その左側に同一のものを併せ建立し永く保存しようとするものであります。

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